すずき のぶひろ
鈴木 伸洋 准教授
Nobuhiro Suzuki
植物の環境ストレス応答を制御する分子生物学的機構
所属領域:生物科学領域
研究キーワード
植物分子生物学 環境ストレス シグナルネットワーク
担当科目
植物生理学(3年)、植物分子応答学特論(大学院)、生物科学実験II(3年)、 理工学基礎実験・演習(1年)、物質生命理工学実験A(1年)Molecular Biology (GSコース2年)
研究概要
動くことができない植物は、過酷な環境(環境ストレス)から逃げることができず、それに適応する必要があります。植物の環境ストレスへの適応は、様々な遺伝子、タンパク質及び代謝物質などのネットワークにより制御されており、これらの複雑なメカニズムを解明することが、作物の環境ストレス耐性の向上並びに収量の増加のために重要になると考えられています。私たちの研究室では、特に、植物の熱ストレスへの反応を制御する分子生物学的なメカニズムの解明をめざし、研究を進めています。さらに、自然界では植物は一つのストレスのみならず、複数のストレスから同時に影響を受けています。私たちの研究室では、このような複数のストレスが組み合わさった環境に対する植物の反応に関しても研究を進めています。