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かわぐち まり

川口 眞理 准教授

Mari Kawaguchi

分子進化:魚類の繁殖戦略の進化

所属領域:生物科学領域

研究キーワード

分子進化 適応進化

担当科目

進化系統学(3年)、生物科学実験II(3年)、基礎生物学(1年)、基礎生物・情報実験・演習(1年)、分子進化学特論(大学院)、生物科学基礎論(大学院)

研究概要

魚の繁殖戦略は、体外受精して水中に卵をうむ卵生魚や体内受精してメス親体内で孵化する卵胎生魚など、多種多様です。現在、注目しているのがタツノオトシゴに代表されるヨウジウオ類です。ヨウジウオ類は、オスが腹部に育児嚢と呼ばれる袋状の器官を持ち、メスが育児嚢内に卵を産みます。オスは稚魚になるまで育児嚢で保護し、その後「出産」することが知られています。育児嚢という特殊な器官はどのようにして生じたのでしょうか?このような、魚類の繁殖に関わる遺伝子の進化過程を、分子生物学的・分子系統学的な手法を用いて、明らかにすることを目指しています。