研究キーワード
神経科学 ・ 神経細胞 ・ 発生生物学 ・ 細胞骨格
担当科目
理工基礎実験演習(1年)、基礎生物学(機能創造理工学科向け)(1年)、細胞生物学(2年)、Cell Biology (英語コース3年)、生物科学実験 III(3年)、生物形態学(3年)、神経発生学特論(大学院)
研究概要
脳が発達するためには神経細胞が正しい形態を作らなければなりません。私たちは、神経系の発生の仕組みを知るために、神経細胞一つ一つの形がどのようにできてくるのかを調べています。
発達中の脳では特定の細胞が極めて旺盛な細胞移動性を示します。その移動は
脳の機能発達に重要な役割を持っています。また、神経細胞にとっての情報
アンテナである樹状突起がよく伸長し、その形がいつまでも維持されることが、脳の
老化防止に大事であると考えられます。そこで私たちは現在、神経細胞の移動性
や、樹状突起の形成、維持にかかわる細胞内の分子メカニズムを研究しています。
脳の発達や老化防止に関する、あたらしい発見につながればと考えています。