2016年度 物質生命理工学科コロキウム
地球環境における物質動態のトレーサとしての同位体利用
廣瀬勝己 先生(元気象研究所地球化学研究部長 上智大学理工学部客員教授)
日時/場所 | 2017年3月10日(金)14:50~16:00 L-911(図書館内会議室) |
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詳細
講師に廣瀬勝己 先生(元気象研究所地球化学研究部長 上智大学理工学部客員教授)をお招きして、以下の内容でご講演いただきます。皆様お誘い合わせのうえご参加ください。*申込不要・参加無料・学生、学外の方の聴講歓迎
地球環境における物質動態のトレーサとしての同位体利用
廣瀬勝己 先生(元気象研究所地球化学研究部長 上智大学理工学部客員教授)
地球環境中の人類が排出した汚染物の動態は、自然環境ひいては人類に及ぼす影響を知る上で重要である。汚染物を構成する同位体の組成比は、発生源により異なっていることから、発生源を知ると共に、それがどのような過程で輸送されているかを知る有力なトレーサとなる。さらに、同位体組成の変化から、環境中で起こっている地球化学過程を知るための有力な手懸かりとなる。今や、地球環境の物質動態の研究手法として同位体利用は最も有効である。
本件に関するお問い合わせは、コロキウム委員(堀越、鈴木(伸))までお願いいたします。
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